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蛭子さんとパチンコと私 | 懐かしのパチンココラム



私は蛭子(能収)さんのパチンココラムが大好きでした。
彼のコラムは撮影などの合間に地方のパチンコ屋にちょろっとよって、ちょろっと打つ話が多いです。
小さい店、人が少ない店、独自のルール、そこで知り合った人々、勝ち負けなどの話が好きです。

どんな小さな駅、町にもパチンコ屋があるとよく書いてありました。
自分も昔は用事で初めて行く駅など、ちょっと早めに行って地元のホールで打つのが楽しみでした。
古い台などがあったら、採算度外視で打ったものです。

恐らく彼は保留玉が一杯でも止め打ちしなかった(おやじ打ち)と思われますし、ボーダー理論も知らなかったと思います。また無制限営業では持ち球遊戯が圧倒的有利であることもあまり気にしなかったと思います。
しかし15分でも合間があれば打って、負けたら負けたでそれを楽しむ彼の性格がすきでした。


蛭子さんは隠し事なしで書くから好きです。
本の中でこんなエピソードがありました。

彼が某パチンコメーカーのショールームに行ったとき、メーカーの人が「この台は連続で出ます」というような言ったと記載されていました。具体的な機種名も記載されていました。
しかし当時は連荘は規制されていたためタブーです。メーカーの方もまさかそのまま書籍に記載されるとは思わなかったでしょう。
また某ホールでの裏基盤の話(設定A,B,Cで大当たり設定が可能と店員に聞いた話、もちろんCR機ではないです)や、撮影ですぐに大当たりした話が書かれていました。
エッセイ集のようですが、レトロファンとしては面白い内容となっています。


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