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パチンコメーカーからのラッキーナンバー営業のお勧め | 懐かしのパチンココラム



メーカーからのおすすめルール


90年代のとあるパチンコ台のパンフレットです。
台の特徴の他にラッキーナンバー営業方式のおすすめのようなものが記載されていました。

昔のパチンコ台のパンフレット



333,777で大当たりした場合は出た玉を使用して連続してプレイできるという意味です。その後444、999が出た場合は交換が必要です。
777だと無制限ということですね。この場合は例えその後444,999で大当たりしても玉を交換する必要はありません。

若い方は「何でこんなルールだったのか?」と思うかもしれませんね。昔は等価は主流ではなく4円で買って2.5円で交換などが主流でした。
このため大当たり後に再度プレイする場合、4円で買ってプレイするのと、2.5円の持ち球で打つのでは、2.5円が圧倒的に有利となるのです。


無制限ルール


無制限といっても店員によりルールが異なってたりしました。
持ち玉が無くなった瞬間に札を取ってしまう店員さんや、持ち玉が無くなっても同じ人が打っている限り無制限札を指し続けてくれる店員さん。
店員さんによっては気まずいのか、トイレに行っている間に無制限札を取ってしまう方もいたりして、無制限札が刺さった状態ではトイレにも行けなかった覚えがあります。
上級者なのか、無制限札が刺さった状態で持ち玉が少なくなると、お金で玉を買い足す方もいました。

私の通ってた某店では無制限札のやり取りを防止するために、無制限をゲットすると台の中にその人の特徴を書いた紙を入れていました。これは無制限札のやり取りではなく、途中で他人にタッチするのを防止するための策でした。この店は無制限の条件が厳しく、9ドラムの台ではど真ん中の777のみ無制限!のようにかなり確率が悪かったのを覚えています。

パチンコ無制限プレート



ラッキーナンバーテンプレート


当時のプレートはこんな感じです。素材集があったのか、メーカーがあったのか、業者がいたのか分かりませんでしたが機種ごとに用意されていることが多かったです。

パチンコ台のラッキーナンバーの札



2020年現在ではほとんどが無制限営業です。等価あるいは等価より若干安めの交換でしょう。等価の場合はラッキーナンバーはほとんど意味がないですからね。
しかし2020年現在でもいまだにラッキーナンバー営業を行っているお店もあります。

例えば横浜の永楽川崎の大島宮殿などです。

このプレートは大島宮殿のオークスのルールです。

パチンコのラッキーナンバールール



このお店は何度か行きましたがやはり釘は甘いと思います。よく回ります。よく回る代わりに換金は低い、遊べる調整です。
パチンコは胴元が勝つゲームです。機会代金、電気代金、人件費、土地代、宣伝費その他の経費があるので当然客は負けます。
同じ負けるにしても低換金率で長く遊んで負ける方がレジャー、趣味として意味が深いのではないでしょうか。私は今の等価交換は客を短期間で負けさせる悪い風習だと思います。
換金差は昔の方の知恵です。お客さんと店が共存反映していく知恵です。速く換金率を下げてラッキーナンバー制が主流になると嬉しいです。



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